詰将棋を言語分析2

こんにちは

言葉で詰将棋をやるというよりは、考える指標となるものを、言葉で説明するだけになりそうですね。

恐らく基礎ばっかりやってもつまらないと思うので、

飛躍させてとりあえず9手詰めやります(((

最後に、思考過程で使った考え方をまとめたいと思います。

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この問題なんですが

使えそうという理由で、前回扱った頭金をメインに考えます。

このままだとどう王手しても、次に頭金しようとしたときに、その金が取られてしまうことになるので、安全には頭金ができません。

ということは、どうせこのまま頭金しようとしても無理なので

先にそこへ打つことを考え始めます。

直感でもわかるように、取られない位置に駒を打つような安全策がないので、打っても取られ続けるような手も検証し始めるということです。

今回の場合、頭金の形ではありますが

横2マスが埋まっているので、銀でも大丈夫です。

(第1弾での紫の範囲を制している金の方が、銀より価値が高いので残します)

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そして同金ときた場面です。

ここは4一金と打つことを真っ先に考えます。

他で王手して、相手の金や銀を動かしても安全な王手が増えないのに対し、4一金とすれば、取られずに5二の地点へ駒を打つ選択肢ができます。

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そして同玉ときた場面です。

まず理想的な、簡単な詰みを考えます。

もし金を2つ打てれば詰みですが、できません。

なので、行き止まりへ追い詰めるには金を残すしかないので、銀を先に打ってみます。

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3一に逃げるとすぐ詰むので、

4二に逃げます。すると、

5三という頭金できなさそうな地点へ逃げられそうになりました。

その地点を防ぐには、3一角または4三金があります。

持ち駒も残り2つとなり、両方の場合を考えていくのですが、

金を先に打つと、単純に3一へ逃げられるだけでも詰まなさそうです。

よって、角を先に打ってみます。

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角を、玉で取ると4一金で詰むことは一目瞭然なので、

残りの、金で取るという選択肢も確かめます。

すると、

邪魔な金がなくなり、頭金ができるようになりました。

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試しに進めてみた選択肢のみでですが、すんなりと詰ませることができました。

これも、簡単な選択肢から消していく、という手法が有力だったおかげです。

というわけで、今回使った考え方は

 

・簡単な選択肢から消していく

・打った駒を取られない、安全な王手ができるだけ増えるような選択肢から確かめる

・行き止まりで頭金させられそう、などの理想的で簡単な詰みを、考えの基軸にする

・頭金などができなさそうな広い地点へ逃がさない

 

となります。

場合分けを考えるとき、少ない手順から考えるのは自然ですし、価値の高い選択肢から考えるのも自然なことです。

考えにくい選択肢は優先順位を下げて、後回しにするのも自然なことです。

 

以上、拙い文章を読んでいただきありがとうございました。

次回に続きます。